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苺ましまろ |
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第1話 『バースディ』 (7/14) |
主人公らしき伸恵お姉ちゃんが20歳だと知って、これはプチロリ萌えアニメじゃなかったのか! と突っ込んだのもつかの間、脇役の3人娘が全員小学生だと知ってやっぱりこれは見た目どおりのプチロリ萌えアニメだったのかと納得したしだい。伸恵お姉ちゃんがあの童顔で20歳なんて詐欺だ。
8歳離れた姉にお金をたかられる妹の千佳ちゃんや、そのお友達の美羽ちゃん、茉莉ちゃんなど、小学生3人娘からみた伸恵おねえちゃんの観察日記みたいなかんじのお話なのでしょうね。これからが楽しみです。
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第2話 『アナ』 (7/21) |
日本にやってきて5年のイギリス人アナちゃんが、茉莉ちゃんのクラス(5−2)に転校する話。日本語の分からない外国人という設定で通そうとしたのに、転校早々千佳ちゃんや美羽ちゃんにはばれるわ、英語を忘れかけてて似非外国人みたいな怪しい発音になるわ、アナちゃんの空回りには笑いました。
この抑えた感じのコデメィが、小学生4人組と大学生というほのぼの感に上手くマッチしていますね。
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第3話 『家庭訪問』 (7/28) |
アナのうちに訪問する伸恵、千佳、美羽。在日外国人としての対面を保とうとあたふたするアナの姿が可愛らしかったです。
日本に来て5年、日本人以上に日本人らしく育ったアナが、それでも外国人らしく振舞おうとあたふたするのは微笑ましい。洋楽のCDは対面を守るためだけに購入して、本当に好きなのは三兄弟とか浪花節とかそういう邦楽の方に違いないと勝手に推測するがいかに。
発音が微妙な名前(アナ・コッポラ)を気にするアナと、追い討ちをかけるトラブルメーカーの美羽は相性が悪い? もう少し相手を思いやる気持ちを美羽は持った方が良いでしょう。
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第4話 『アルバイト』 (8/18) |
お金が無くなった伸恵お姉ちゃんが、ファミレスのアルバイトをするお話。
お金が無くなって妹の財布や貯金箱を漁る伸恵もそうだが、それを当たり前のこととして対策している千佳ちゃんも度胸ありますね。アルバイトごっこでお医者さんをやる美羽ちゃんに対し、白衣や看護衣装を用意する伸恵……どんな趣味しているんだ。
ファミレスでバイトした伸恵に対し、3日連続でたかりにくる美羽たち。──美羽たちの乱入が無かったとしても、タダでさえ丈の短い制服に禁煙、それに無愛想が基本の伸恵が笑顔を振りまくのがどれほどのストレスになったことか。結局、長続きしなかっただろうと思います。
とはいえ、美羽のおかげでバイト料から弁償代を差し引かれて残ったのがタバコ代金分ぐらいというのが、オチとしては最高でした。
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第5話 『そいね』 (8/25) |
放送事故かよ!? _| ̄|○
再放送があるらしいので、それまで鑑賞は待ちます。
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第5話 『そいね』 (9/1) |
前回放送事故で再放送になった第5話の感想をいきます。
前半Aパートは、アナちゃんと美羽ちゃんのケンカから。ケンカの原因はアナちゃんの名字がコッポラであることをばらしたから。そりゃああれほど嫌がっていると分かっていることをやったなら、ケンカになるのも無理ないわな。
ああ、でも美羽ちゃんのアレは天然でしょう。天然で人の嫌がることをやるあたり、美羽ちゃんは天性のトラブルメーカーかもしれない。あとアナちゃん、学校では英語が出来ないで通しているから、日本語が喋れないストレス大きそうだ。こちらも天然でドジっ子だったりするし。
それと、茉莉ちゃんが歌ってた「でっかいものの歌」、作詩の平見瞠は今回の脚本、作曲川澄綾子は茉莉ちゃんのCV。これってアテレコしたあとで綾子さんの即興の曲から音譜を起こしたのでしょうか。そんな気がする。
後半Bパートは、アナちゃん茉莉ちゃんばかり贔屓する伸恵お姉ちゃんに、美羽ちゃんが嫉妬するお話。普段の言動を考えたら自業自得のような気もするけど、それでも美羽ちゃんも小学6年生だよねえ。
美羽ちゃんも伸恵お姉ちゃんは大好きだけど、その伸恵お姉ちゃんは自分をぞんざいに扱って、アナちゃん茉莉ちゃんを可愛がっている。美羽ちゃんにしてみれば、自分がないがしろにされていると思っても不思議じゃない。
まあ、伸恵にしてみたら、美羽に対してからかっていただけのつもりなのでしょう。性格的にも美羽は怒って見せる程度だと予測していて、泣かせるつもりはなかったんでしょうね。だから泣かせたお詫びに添い寝した。
伸恵お姉ちゃんはやっぱり4人のお姉ちゃんなのでしょう。
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第6話 『真夏日』 (9/1) |
こちらは今回の放送分。放送事故は起こらなかったようですね。
真夏日のうだるような暑さの中で、5人が千佳ちゃんの部屋で駄弁るお話です。
レギュラー5人の中では千佳ちゃんが一番の常識人のため、逆に一番目立てなくなっていますね。美羽ちゃんの個性に押されっぱなしです。
もっとも、一般常識人の彼女のツッコミがあるからこそ、美羽の意味不明な言動もアナのうっかり風味なボケも茉莉のあたふたしているところも効果的に映えるという側面がありますが。そう考えると彼女は調味料のように料理には欠かせない隠し味みたいなものでしょうか。あとさり気に身勝手な伸恵お姉ちゃんの言動も。
アイス代の領収書を美羽の名前で受け取ったりとかいう細かいギャグも面白かったですね。
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第7話 『海水浴』 (9/8) |
美羽の自由研究の話と海水浴の話をあわせたお話。
自由研究と称して、伊藤姉妹の生態をホームビデオで撮る美羽ちゃん。人の迷惑を顧みずという実際そばにいたら傍迷惑なタイプなのですが、ある程度そういうキャラだと受け入れられているので美羽の自分勝手な言動も千佳ちゃんたちは受け入れているようですね。
学校のプールへ行く途中で雨に祟られた4人を迎えに来る伸恵お姉ちゃんの優しさが嬉しいです。
海水浴では、きっちり自由研究のことを忘れている美羽ちゃんがお約束か。でもあまりに傍若無人な言動のおかげで、砂に埋められてしまう美羽も哀れです。
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第8話 『お祭り』 (9/16) |
お祭りに浮かれる美羽のお話。このお話でいつもトラブル起こすのは美羽なんだが。
浴衣を持っていないアナのために、美羽の浴衣を剥ぎ取って着せる伸恵。いくら美羽が相手だからって酷い……まあ美羽も、タダでは転ばないけどさ。その美羽には伸恵の昔の浴衣を持ち出して着せてやるところが優しいです。
お祭りで美羽は金魚掬いでキャッチアンドリリースをおこなったり、家から持ち出したグッズで的屋をやったりと傍若無人なふるまいをする。なんだかんだ言って見捨てないところが伸恵お姉ちゃんらしい。
あと美羽に振られた早口言葉をむきになって繰り返す茉莉ちゃんが可愛らしいな。美羽ちゃん、「お茉莉」はないだろう……
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第9話 『育ちざかり』 (9/22) |
体重が増えた千佳ちゃんのダイエット騒動記。千佳ちゃんも女の子ということで。
女の子にとってダイエットは永遠のテーマでもあります。太るのを気にしなくなったら女として危ないかも。とはいえ小学6年生といえば育ち盛り。特に最近の小学生は発育が良いから……
食事療法というのはダイエットにとっては一番危険な道です。足りない栄養を補うために筋力が衰えて、基礎代謝力が減るためにリバウンドしやすい身体になる。特に成長期の子供にとっては成長が止まって貧相な身体になってしまうかもしれないし。やっぱり、ダイエットの王道はスポーツですな。
で、二十歳の女(伸恵)には体重の増加は致命傷だったようで……さすがは姉妹、千佳ちゃんと同じことやってました。
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第10話 『花』 (9/29) |
伸恵お姉ちゃんの気まぐれで呼び出される4人組のお話。ただそれだけのお話で30分持たせる構成力がすごい。やはりレギュラー5人がキャラ立ちしているからでしょうか。
五円玉催眠術からはじまって、千佳を走らせて自分はキックボードで行く美羽とか、外国人の男性の英語が分からないアナとなんとなく理解した茉莉ちゃんとか、それぞれのキャラが目立ってましたね、だがしかし美羽ちゃんよ、いくら脊髄反射で行動するタイプとはいえ、人のお金を賭けたギャグはシャレにならないぞ(<自動販売機のシーン)。
伸恵が呼び出した理由は、穴場のケーキ屋にある限定ケーキを奢ってやろうかと気まぐれをおこしたため。しかし勝手に遊びまわる4人に呆れて気が変わってしまうが……まあこの4人に付き合うなら相当気が長くないとダメだろうな。
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第11話 『初雪』 (10/7) |
千佳ちゃんが宿題やってる部屋で、他の3人が騒ぎまくる。特に率先してやってるのが美羽ちゃん。千佳の迷惑になることが分かっていながら、確信的に天然でやってしまうあたり迷惑な奴ですな。
本来なら最年長である伸恵お姉ちゃんが気を使うべきなんでしょうが。
その伸恵お姉ちゃんは、「友達がいっぱい」いるそうです。いつも4人組の相手をしているので大学には友達がいないように思えるが、これはこの話が千佳たち4人組の視点から描かれているからであり、そこでの伸恵の役割は大好きなお姉ちゃんというものだから、関係ない部分は描かれないということでしょう。4人の目の届かないところではちゃんと伸恵にも友達関係というものがあるということですね。
冬の街にタバコを買いに行って水を被った伸恵お姉ちゃん。風呂場のガス釜は壊れてたため、銭湯へ行こうと提案する。そこでもやはり騒動が起きるが──イギリスのシャンプーと間違えて育毛剤を持ってきたアナの“シャンプー”を借りる伸恵お姉ちゃんって……
サンタクロースを未だに信じている茉莉ちゃん。そして、帰り道に振ってくる初雪で話が締めくくられます。
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第12話 『プレゼント』 (10/14) |
サンタさんを信じる茉莉ちゃんの純真を守ろうと、伸恵たちがサンタに扮する話。サンタの存在を信じない美羽ちゃんがばらそうとする度に、伸恵たちが脅迫する姿が楽しい。
美羽ちゃんがサンタに6才のときに勝ったというエピソードは、なんというか傍若無人な美羽ちゃんにふさわしいエピソードでした。3歳で信号機が欲しいと願うセンスもずれてて良いし。
千佳ちゃんはサンタなんかいないと知らされて泣いたというオーソドックスなエピソードでしたし、アナちゃんは祖母に(サンタは)信じる人のところにやってくると教えられたということです。
そして茉莉ちゃんのためにサンタとトナカイに扮した伸恵たちですが、茉莉ちゃんの元には既にハリポテの本が。……というか、夜中に無断で他人の家の部屋に窓から忍び込むのは、家宅不法侵入なのでは? とつっこんではいけないのでしょう。
それでは、3ヶ月間ありがとうございました。
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