枯堂夏子作詞集「漫謡集」
いよいよ発売！！




枯堂夏子のパイオニアＬＤＣ作品の総決算！

最後の川瀬プロデュース作品との話も

　パイオニアＬＤＣで長年にわたり活躍してきた枯堂夏子女子の作詞集ＣＤ「万葉集」ならぬ「漫謡集」が、来る平成１０年２月２５日にいよいよ発売となる。これは同女史がいままでＬＤＣ作品において作詞してきた音楽を集めたものであり、３枚同時発売される。

　正式な発売内容は以下の通り。

〜枯堂夏子作詞集〜「漫謡集」
　　　白・黒・抹茶　１９９８年２月２５同時リリース

「漫謡集（白）」　　 PICA-1162
「漫謡集（黒）」　　 PICA-1163
「漫謡集（抹茶）」　 PICA-1164

　税込み定価　2,625円（税抜き2,500円）

　発売元　　パイオニアＬＤＣ
　情報提供　パイオニアＬＤＣ

　信頼できるかもしれない筋(*1)によると、この作詞集のマスタリングには同じくパイオニアＬＤＣの川瀬朗氏がつきっきりで、新たにやり直されているそうである。同氏はＬＤＣ作品において音楽プロデューサーを努めあげた人物であり、このアルバムがパイオニアにおける最後のプロデュース作品となるそうである。

　人気作品の恩恵にあやかることなく、その作品世界の枠組を更に広げ、もっと魅力的にしようとした枯堂夏子女史と川瀬朗氏の、パイオニアＬＤＣにおける最後の作品集となるであろう。ただし出荷枚数が少ないために、手にする機会は少ないかもしれないことを付け加えておく。


　(*1) 例によってＮｉｆｔｙの情報より
　



ＪＵＮ：ううう……、これが最後のアルバムですか……。
ファトラ：何を嘘泣きしている。わざとらしいからやめい。
ＪＵＮ：うわ！　なんでファトラさまがここに？
ファトラ：フン、いまやこのページも「エルハ」を扱うようになったからのう。妾が出てきても不思議は無かろう。
ＪＵＮ：それは、まあ、確かにそうですが。
ファトラ：それにお主はエルハの音楽集をまだ買い揃えてはおらんだろう。これで今まで聞く事が出来なかった音楽が楽しめるじゃろうて。
ＪＵＮ：そりゃ、「ＢＯＹＳ　ＢＥ　ＦＲＥＥ」や「ちいさな花」が入っていたら嬉しいですけどねえ。
ファトラ：なんじゃ、アレーレやイフリータの歌ではないか。
ＪＵＮ：それに新・天地の音楽集の「夢はどこへ行った」と「やめられないやめられない」も、ＣＤで聞いて見たかったんですよ。
ファトラ：無視するな！　妾の歌はどうした！？
ＪＵＮ：ありましたっけ、枯堂さんの作詞で？
ファトラ：知らぬというのか！？　音楽集を聞いていないからそういう恥知らずなことを吐かすのじゃ！　こんど「美少女の世界エルハザード」を借りてでもいいから聞けぃ！
ＪＵＮ：わ、分かりました。分かりましたから落ち着いてください。どうどう……。
ファトラ：はー、はー。（←肩で息をしている）　まったく、だから相方が男なのは嫌だったのじゃ。
ＪＵＮ：（勝手に出てきたくせに……）
ファトラ：ところでこのアルバム、白と黒は分かるとして、なぜいきなり抹茶になるのじゃ？
ＪＵＮ：分かりませんか？
ファトラ：分からないから聞いておるのじゃ。
ＪＵＮ：続編がでるんやったら、絶対、小豆・珈琲・柚・桜になるに違いないで。そゆことだがや。
ファトラ：こら、そこでなぜいきなり名古屋弁になる。
ＪＵＮ：そんな事言っても、おそらく東海地方限定ギャグだでよー。
ファトラ：説明になっとらんぞ。
ＪＵＮ：それじゃ、今回はこの辺で終わったろまいか。
ファトラ：だから説明していかんか───！




初出：'98/02/19 http://www.3web.ne.jp/~junhelm/talk/talk_04.htm