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４話　あの箱を飛べ


　ＪＵＮです。ゲホッ！　ゴホッ！
　……失礼。現在風邪引いて苦しんでいる最中です。したがってちょっとノリが悪いですが、サミー第４話の感想行きます。


○前回までのあらすじ

　今回は魎皇鬼でしたね。使命感だけは人一倍ある……　毎回あらすじをしゃべる人がかわるんだろうか？
　するといつかミサが出てくるかな？
「ヘーイ！　わたし、ミサ！　お姉様に頼まれて、サミーをいっじめちゃーううのが私の使命なの。ユーシー？　それでエヴリウィークかわいいラブラブモンスター、メイクするんだけど、サミーったらいっつも邪魔しちゃってオーバーなの。オーノー！　ところで今週は、どんなのビルドしてサミーいっじめちゃおうかな〜」
　とかいう調子で。
　しかし、「魔法少女にに変身してくれというと、みょーに嫌がるんだよなー」って、乙女心が分かってませんね。やっぱり、男の子くんですね、りょーちゃんは。


○跳び箱飛んではしゃぐ美星先生

　うーん、あのかわいい性格はＴＶ版サミー独特のものでしょうか？　教え子に無視されて涙をながす美星先生(^_^;)　今のところ清音先生が出て来てないので、まだ頼りない点がそれ程出て来てないのが救いなんだけど。


○「素敵だあ」

　ぶるまぁ姿の美星先生にあこがれる健二。おお、そんな趣味があったのか！　と一瞬驚いたんですが、実はぶるまぁなら誰でも良かったと(笑)後から分かりましたねえ。
　……ああ、情けない。


○「なーんで、なんで(３回くり返す)どーしてあたしと広人が別の班なの」

　やっぱりこのはちゃんは「ひろとＩ☆Ｌｏｖｅ」なんですね。しかも「あんなウジウジしたぶりっ子と一緒だなんて」ときたもんだ。これでこのはちゃんと美紗緒ちゃんの確執は決定的だ。
　美紗緒ちゃんも真嶋のうしろで頬を染めてるし〜(x_x)


○ジャーン、チャーン、ジャーン

　健二の跳び箱。前見て走らず、跳び箱で正座。優等生の割には、ボケた性格ですね。それともサミー世界では、優等生ほどボケやすい性格してるのだろうか？
　「跳び箱苦手でね」って、それは苦手以前の問題だと思うぞ。


○跳び箱の前で立ち止まる美紗緒

　跳べなかったらどうしよう。失敗を恐れる美紗緒ちゃん、跳び箱の前で立ち止まってしまいます。
　失敗に対して極端に恐れている原因は何なのか分かりませんが、練習なんですから、もっと頑張ってネ。美紗緒ちゃん。


○「こーんなの誰だって飛べるわよ」

　地球での様子に触発されたのか、跳び箱を行う裸魅亜様と津名魅様。しかもぶるまぁ姿(笑)　うう、いいぞ。
　裸魅亜様は５段の跳び箱を軽々と飛びますが、津名魅様は跳び箱の上で正座……相変わらずぼけてくれますねえ。


○「ガァーっと手を付いて、ババァーと跳んで、ダァーと着地すればいいんだよ！」

　健二に対する広人のアドバイス。いやー分かりやすい。それで跳べるようになったらいいなあ。
　しかしその後の美紗緒ちゃんに対するアドバイスとは全然違いますね。後ろで全然跳べない美紗緒ちゃんに我慢できなくてアドバイスしますが、ちょっといい雰囲気だったりするし……つっけんどんだけど。
　しかも広人のアドバイスで跳べるようになったりするしぃ。うつむいてお礼なんかいったりするしぃ。


○「そのいじめっ子ちゃんもちょっとばかしお仕置きしとこうかしら」

　今回の裸魅亜の作戦ですが、いじめっ子とはこのはちゃんの事なんだろうけど、結構無差別だったぞ。まさか教室全体がいじめっ子だと思ってるのだろうか？


○「跳び箱をもう一段高くして」

　美紗緒ちゃんが５段しか練習してないことに付け込んで、６段でテストするよう提案するこのはちゃん。いやー、いじめっ子の面目躍如ですな。迷惑なヤツだけど。美星先生も、こんなにあからさまないじめに気付かないなんて、ちょっと情けなさすぎるぞ。


○ピクシィミサ登場！

　経験したことの無い６段の跳び箱に、恐怖心を覚える美紗緒。体育館から逃げだすんだけど……
　いくらなんでも、あのタイミングでミサが登場すれば美紗緒ちゃんとの関連を疑われても不思議じゃないぞ！　ちょっと不用心すぎたな、留魅耶。
　幸いだれも気付かなかったからいいものを……（←お約束）
　しかし美星先生の「このはちゃんのお知り合いですか」はナーイスボケ！　でんな〜。


○ラブラブモンスター、体育女登場

　跳び箱をメタモルして、体育女を作り出したミサ！　跳び箱がもとなのに、砲丸投げたり、バーベルかついだり……　筋肉ムキムキなのも減点ですな。
　しかし合体して巨大ロボットモドキになるのはいいなあ。サミーを踏みつぶそうとしても、中は空っぽだし……


○「こうやってなしくずしになっていくのかな〜」

　なしくずしになっていくんですよ、砂沙美ちゃん。
　しかし、嫌がってる割には変身(バンク)シーンでは明るい表情なんだけど。


○相変わらず偶然な美星先生
・・
　サミーのピンチに、偶然助けてしまう美星先生。偶然の天才という美星の特徴は、この作品でも受け継がれてましたね。問題はその偶然が、結果に結び付くかどうかなんだけど……


○「じゃあお先に〜」

　プリティ空間を作り出されると、またもや逃げ出すミサ様。
　シリーズ中一回くらいは、イベントとしてプリティ空間を打ち破ってほしいものだ。悪役の特権だし〜。


○「裸魅亜、見て見て、私跳べたわ」

　ジェミニの天秤が善に傾くと同時に、跳び箱が跳べるようになった津名魅様。良かったですねぇ。
　って、なーんか砂沙美と美紗緒の逆をいってるような気がするんだけど。気のせいかなあ


○「勇気……勇気……」

　ぼろぼろになった体育館でテストを続けて、６段の跳び箱に挑戦する美紗緒ちゃん。そうだ！　勇気なんだ！　跳べて良かったね、美紗緒ちゃん。
　しかし、こんな事件があると、普通は授業中止になると思うのだが……ま、いいか。


　と、ここまで書いて気がつきましたが、なんかＴＶ版サミーって「美紗緒の克服物語」になってるような気がしませんか？　砂沙美ちゃんより目立ってる感じで。

初出：'96/10/25 Niftyserve FANTVS MES(15) #900

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