更新日記 99年12月分


12月30日(木)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 感想と考察内のメモ帳内の4作品を分類し直しました。
 メモ帳内の作品のうち4作品を作品ごとにまとめました。こちらの方が後で見やすいですしね。
 さて、西尾幹二著である「国民の歴史」を読みました。この本はその分量もさる事ながら書いてある事が適度に難しく読み応えがあるために、読書好きの私ですら全部を読破するのに3ヶ月もかかってしまいました。西尾氏の歴史に対する信念や生きざまというものが前面に強く押し出された文章であるため、通史ではなく論文集という形になってしまったものの、その面白さは小林よしのり氏の「戦争論」にも匹敵します。
 いやー、結論だけみるとこの本は、すごいことが書かれていますわ。例えば日本史はたかだか2000年程度の重みしかないのではなく、文字の無かった時代に埋もれた一万年の歴史が背景に流れているとか、豊臣秀吉の朝鮮出兵の先にあるものは単に明国(中国)を征服してそこの皇帝に修まるというものではなく、日本・朝鮮・中国・琉球を等距離から支配する、華夷秩序を超越した視点からの汎東アジア帝国を作る構想があったというのはまだ可愛い方です。日韓併合に到っては韓国の日本植民地化は当時の国際政治として歴史の必然にあり、そこに道徳的価値観は関係ない。われわれ(日本人)は何も悪い事はしていないし、その代わり良い事もしたなどとは口が裂けても言ってはいけない。われわれは当たり前のことをしただけだ(大意)という結論にもっていってます。よくよく考えてみると確かにとんでもないわ。有力メンバーに日本悪玉史観の持ち主が多いと学会がトンデモ本として取り上げるかもしれん。
 しかしその一つ一つの論文には、確かに説得力を持つ論理が構成されており、思わず引き込まれてしまいます。戦後日本の常識の殻を見事に切り捨てた視点から組み立てた歴史観は、始めに日本が悪いといった前提のある自虐史観やマルクス主義史観や、それに対抗するための安易な反論に慣らされた目には新鮮に映ります。
 さて私は今日から帰郷します。皆様よいミレニアム・イヤーを。
12月29日(水)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 会社も仕事納めですが、私は現在、難しい仕事をやっているため帰りが遅くなってしまいました。
 仕事の関係で雑誌のライブラリを調べる事に。とある雑誌収録のサウンド関係のライブラリをみたのですが、そのあまりの使えなさに愕然。「使えねー」と絶叫する事しきり。C++でクラス定義しているのに、そのメンバ変数とメンバ関数は全てstatic関数だったり(汗)、しかもメンバ関数は全てインライン関数でクラス定義全部が一つのヘッダファイルに定義されていたり(泣)、C++であるメリットが全然活かされていません。それだけならまだしも、グローバルな外部変数まで使用しているためヘッダファイルなのに複数のファイルから読み読めなかったりする(激爆)。どんな使い方を想定しているのか知らないが、はっきりいってそのままでは使い物にならない。やはり雑誌に載っている無料サンプルはこのレベルか。
 そのためライブラリは参考程度にして自分でサウンド関係のルーチンを自作するハメに陥りました。その方がプロジェクトに合う形でカスタマイズ出来ていいのですが、連日深夜残業……あー、期日までに間に合うのかしらん?
 コミケ3日目はさすがにバテて行けませんでした。先立つ物も無かったしね。
 ……ううー、スリーウェブが全然繋がらないぞ。おかげでアップしたのが昼の11時になってしまった。
12月26日(日)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 るるーるるるるー(T_T)
 コミケ2日目参加。目標はリーフの紙バッグ(コミケ2日目限定)……だったんだけど、到着9時半で1時間以上行列に並び、10時半に移動してそのままリーフブースへ……行けずさらに行列で2時間待たされて、12時半にもうすぐリーフブースと言うところで目の前で行列を切られてしまった。リーフもこんなことが無いように万のオーダーで紙バックセットを用意していたのでしょうが、それ以上に行列の方が長かった。ひとり2部限定なのに、少なく見積もって二〜三千人、下手すれば五千人ぐらいが見切り解散されられてしまった。あの行列は少なくとも2万以上は並んでいましたね。なるほどリーフがコミケ参加終了を決めたはずだ。
 1日目2日目ではっきりいって予算を大幅オーバー。3日目も行きたかったのですが、ちょっと迷っています。コミケは3日目が本番なんだと思うんだけどなあ。
12月25日(土)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 コミケ1日目に一般参加しました。さくらソフトさんのスペースにお邪魔しっぱなしでしたけど。
 いろいろ買い込み過ぎて予算オーバー。コミケは恐い所です。行き帰りの電車賃とさくらソフトの面々と歌ったカラオケ代を合わせると、2万3千円くらい使ったらしい……。ちょっと買い込み過ぎか。それでも明日も参加する私っていったい……。
12月24日(金)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 昨日の日誌は睡眠不足で少々ハイテンションになったまま書いたものです。なんかやばいこと書いたかも知れない。
 でもコミケには絶対行きます。よろぴく。
12月23日(祝)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 ハッピバースデー! 今日は天皇誕生日なのであながち間違ってはいないはず。一応国民の日ですのでお祝いしましょう。右翼だろうが左翼だろうが、日の丸、君が代に賛成だろうが反対だろうが、天皇誕生日が休日であることには変わりありませんので。
 さて最近仕事が忙しくなって来て、アニメ感想も十分時間を取れません。「ジバクくん」の感想(というかメモ書き)が後回しになっているのも、まだ見るだけの時間が取れないということです。明日(というか今日)も休日出勤します。明後日(24日)にコミケ休みを取るために……(^_^;)
12月22日(水)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 あれからネット友人とチャットしたりTACTICSのページにアクセスしたりして調べました。どうやら「ONE」は86音源ではフェードアウトが出来ないとありました。……どうやらフェードアウトで音量を0まで下げたまま、音量を元に戻していないということでしょう。ドライバの不都合かゲームの方で対応していないかどうかは知りませんが、症状が分かっているのなら説明書に注意書くらい書いといて欲しい。
 そう毒づきながらパッチをダウンして実行ファイルを更新する。「フェードアウト」を無効にしてゲームを始めると、今度は音楽が奇麗に鳴ってました。取り敢えず最初の数日間をやる。
 ……
 ……………
 …………………………なるほどね。
 ゲームシステムそのものは一般のアドベンチャーゲームです。キャラクターの設定やシナリオの進め方は、リーフゲームで言えばとりあえず「To Heart」が一番近い。ただ若干「雫」が入っているような伏線もあり。
 駄菓子歌詞、欠点が無いわけではない。まず最初に気がつくのはCGの画力不足。
 絵が下手な事自体は構わない。リーフだって最初から上手かったわけじゃない。しかし髪型と衣装を取り換えれば見分けがつかなくなりそうなヒロインキャラのコンパチぶり(−10pts.)と、怒ってるのか驚いているのか苦笑いしているのか分からない立ちキャラCGの表情(−20pts.)はなんとかして欲しかった。どのキャラがどのキャラか顔と名前が結びつかないし、シナリオと表情がマッチしていないんだもん。
 しかし一番気になるのは、主人公折原浩平がただ単に嫌な奴になってしまっている事でしょう(−40pts.)。キャラ的には「To Heart」の藤田浩之に近いのですが、浩之が無気力で意地が悪くても一本筋の通った根はいい奴であるのにたいし、浩平は今のところただの嫌な奴にしかなっていない。転校生の女の子の髪を椅子に結び付けたり、ぶつかりざまに肘鉄くらわせる浩平のキャラクターは確かに面白いが、悪いと分かっててやってる確信犯で全然感情移入できましぇん。「ONE」のシナリオライターって、高校時代はいじめっ子だったのだろうか。
12月21日(火)
 休日に秋葉原で買った「ONE」をインストールして、ゲームを開始しました。
 うーんこのキャラデザインって、顔の区別が全然付かんなあと思いながらも、期待に胸を膨らませてゲームスタート!
 ……
 ……………
 ………………………………………………………………………(-_-メ)
 ぬわんだこれは!? 音楽が全然鳴らないじゃないか!
 いろいろ調べていくうちに、「ONE」が最初に音楽(CD−DA音源)を演奏したあと、次の音楽に移った時に鳴らなくなる事が判明。こうなると「ONE」を終了させても別のCDプレイヤーソフトを動かしても、CD−DA音源が一切鳴らなくなってしまう。
 これっていったん取ったリソースをきちんと解放しない時に起こる、典型的なエラーじゃないですか。
 CD−DA音源ぐらい、きちんと鳴らすようにプログラムしてくれ!(−100pts.)
12月20日(月)
 創作館にマッチメーカー タツヤストーリー 終章をアップしました。
 私のネット創作の原点であるタツヤストーリーを、ついに全てアップし終わりました。この作品は私の原点であると同時に、私の恥部でもあるため今まで公開をためらっていたのですが、2000年を前に今までの総決算をしたく掲載を決意したものです。当時のマッチメーカー会議室には様々な問題を残してしまいましたが、それでもあの時、マッチメーカーで楽しんだことは事実ですし、今はただその事に感謝しているだけです。
12月19日(日)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 今日、というより18日の土曜日ですが、秋葉原へ行って「ONE」と「KANON」を買って来ました。この二作はインターネット上で、なぜかLEAF系作品と紹介されていたりする作品で、私もネット友人から薦められたりしたものです。
 しかし、まだ「ときメモ2」も全然クリアしていないっちゅうに、ゲームする時間あるのかしらん?
12月18日(土)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 最近オタク向けアニメって半年とか1クールとかいう短期決戦ものが多くなりましたね。「エヴァ」が半年なのに大ブームを巻き起こした頃からかもしれませんが、「うる星やつら」や「セーラームーン」のように長期にわたってヒットさせようという戦略はもはや時代遅れなのでしょうか。中にはスレイヤーズのように半年ものでも、人気がでたら半年起きに続編をつくるとかいうものもありますけど。
 半年でアニメが次々変わるというのは、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるみたいで、当たり外れが多くなります。移り気なアニメファンにはそれでもよいかもしれませんが。もともと企画と言うのはよく熟成させないと完成度が低くなると思います。アニメが多発されると、中には即席で作ったとしか思えぬ作品もでてきて辛いものもありますし。
 そういえば私は「エクセル・サーガ」を好意的な目で見ていますが、同じストーリーは破綻して絵はへなれた作品でも「ヴァイス・クロイツ」は散々に批難していたんだよなあ。同じへなれた作品でも「エクセル」と「ヴァイス」の差って一体なんなんだろう? 「エクセル」のノリは私にマッチしていて、「ヴァイス」のノリは理解できなかったという程度の差なのだろうか? 「ヴァイス」のコンセプトは声優ユニットのプロモーション・アニメなのにそれを活かせない作品の仕上がりに対して批難していたが、「エクセル」は最初からへっぽこで面白ければなんでもありだと承知していたから、絵がへなれてもストーリーが破綻してもそれ自体を楽しんでいるのではないかと思っているのですが。
12月17日(金)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 今回は時間がないのでここで失礼します。
12月16日(木)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 時間がないのでこれにて失礼します。
12月15日(水)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 時間がないのでちょっと一言。
 私はアニメのメモ帳は、原則として鑑賞した日の深夜にアップしています。アニメを幾つか見たあと、すぐに書き上げています。そのため考えが浅くなってしまっている危険性はあります。
 アップの日付が放映日の翌日になっているのは、未明という意味です。深夜放送の放映日は前の日としているので、大抵の番組は掲載時が放映日の翌日になります。
 「BLUE GENDER」など幾つかの作品は放映日の数日後にアップしていますが、それでも観賞した日の深夜にアップしていることはまちがいありません。もちろんその間、インターネットには接続していませんね。
 もっとも、メモ帳以前の速攻感想では感想を書くのに時間がかかったので、さすがに深夜放送は放映日の翌日深夜にアップしてましたけど。
12月14日(火)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 今日は遅いのでここまでにします。
12月13日(月)
 創作館にマッチメーカー タツヤストーリー 第3部をアップしました。
 アニメのメモ帳を更新しました。
 休日は一日中部屋で寝ていました。
 いくら疲れているからってなんかもったいないなあ。不健全な生活をしていますね。
12月12日(日)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 金曜日は会社の職場で忘年会がありました。夜遅くまで宴会でアルコールがしこたま入り、さすがにアニメを見て感想を書く何てことができませんでした。これが昨日更新を怠った理由です。
 ドラゴンクエスト7が少年ジャンプでネタバレの嵐で、シナリオライターの堀井雄二氏がショックのあまり寝込んでしまったとかどうとか。エニックスの広報氏が少年ジャンプにネタバレを含む資料を渡したらしいですね。しかし未だにパラメータも完成していなければプログラムも終わっていないとは、これでは発売延期も無理ないかもしれません。まあいいか。しかし3月発売となると、PS2と時期的に重なるのでSCEI的には勘弁して欲しい話でしょうなあ。そのPS2も未だにチップも生産していないらしいですので(←いつの話だ?)、PS2の発売が5月ぐらいに延びたりして。
12月10日(金)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 最近更新日記が「失礼」で終わることが多いように、仕事が忙しくなって来ました。もともと体力がある方ではないので、ページの更新にもゲームのクリアにも時間が足りません。アニメのメモ帳だけは時間を作って更新していますけど。……ちょっと辛いですね。
12月9日(木)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 今日も遅いのでここで失礼します。
12月8日(水)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 今日は遅いのでここで失礼します。
12月7日(火)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 ビデオレンタル店に通って、WOWOW系やワンダフル枠のアニメを見倒しています。録画条件や衛星放送を受信できない環境により見逃す事が多い作品なのですが、ときどき傑作なのがあるのが否めない。ビデオレンタルして後で楽しんだりするのですけど、納入しないアニメも多く面白いのを見逃してしまっているかもしれませんね。仕方ありませんが。
 というわけで、現在「ああっ女神さまっ 小っちゃいって事は便利だねっ」を借りて見ています。通してみたから面白さが畳み掛けるようでツボをついていていいですな。やはりワンダフルアニメは、ビデオで通して見るのが正解なのだろうか。
12月6日(月)
 創作館にマッチメーカー タツヤストーリー 第2部をアップしました。
 アニメのメモ帳を更新しました。
 今日は時間がないのでここまでにします。
12月5日(日)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 疲れていたのか一日中寝ていました。ああ、きっつい。
12月4日(土)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 急に仕事が多忙になって、感想を書く時間もゲームをする時間も、十分取れなくなってきたのがつらいです。私は体力があるほうではないので。
 「ときメモ2」九段下舞佳を狙っていたのですが、どうもうまくいかなさそう。時間がないからわからないけど、やっぱり最初は光から狙った方が良かったのだろうか。今回は隠しが3人もいるらしいし、舞佳にこだわる必要も内かも知れませんね。
12月3日(金)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 今日は時間がないのでここまでにします。ああ眠い。
12月2日(木)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 デ・ジ・キャラット見逃し。(T_T) 時間帯が中途半端な上に毎日あるので、TBSのワンダフル内アニメは見逃すことが多いです。
12月1日(水)
 アニメのメモ帳を更新しました。
 いよいよ90年代最後の1ヶ月です。そしてもうすぐ2000年ですね。20世紀の終りまでにはまだ13ヶ月ありますが、なんとなく一時代が終わってしまった感じがします。
 デ・ジ・キャラットを鑑賞するために、TBSの「ワンダフル」を30分以上も我慢して待っていた。なんて内容の無い番組なんだ。しかしこれを見て思ったこと。「アーチストってなんだ? ひょっとして歌手のことか? 最近は若い歌手のことを、アイドルと言わずにアーチストと呼ぶのが流行っているのか。そういえば椎名へきるも声優ではなくアーチストと呼んでくれと妄言をほざいていたけど、あれって歌手になるということだったのか」などと改めて世間の感覚とずれてしまっていたことを認識してしまった。「WHITE ALBUM」などではヒロインはアイドルと言っていたのですが、それってやっぱり私のような時代感覚のズレてしまったオタクを対象にしたゲームだったからだろうか。アーチストと言ったら普通は芸術家を意味して、アトリエで絵を書いたりなんだか分からない物を作ったりしている印象が強いのですが、いくら芸能界に疎いからってこういう認識を持っていること自体が時代からズレてしまっている証拠なのでしょうか。